暖かくなり、動きやすい季節になりましたね!患者様を診ていたら、50代の女性が久しぶりにバレーボールをした際に右腕が痛くなったという方がいました。その方の原因は「やりっぱなし」でした。
オーバーヘッドスポーツは肩の後ろ側が硬くなりやすい
今回患者様のお話を聞くと久しぶりにスポーツをして運動終了後は整理体操をせずに会食に出かけたとのこと。
その日の夜も疲れてそのまま寝てしまい、明日から痛みを感じ始めたとのことでした。
また、夜に激しく痛むこともなく、安静時にズキズキする感じもないとのことでした。
バレーや野球などの腕を高くあげて腕を捻るスポーツは腕を振った後に肩関節の後ろの筋肉が腕の振りをブレーキさせる役割を果たし、すごく負担がかかります。肩関節後方の筋肉が硬くなると、肩関節のバランスが崩れ、痛みなどの問題が生じてきます。
簡単な予防法や対策
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ストレッチとウォーミングアップ: 運動を始める前に十分なストレッチとウォーミングアップを行いましょう。特に肩周りの筋肉をしっかりとほぐすことが大切です。
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適度な運動量の調整: 久しぶりの運動では、徐々に運動量を増やしていくことが重要です。最初から無理をすると怪我の原因になります。
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専門家の指導: 痛みが続く場合や強い痛みを感じる場合は、整形外科や理学療法士に相談することをお勧めします。適切な診断と治療を受けることで、早期に回復することができます。
ストレッチはスリーパーストレッチというものが良いと思います!
追記
この患者様は当院では理学療法士が体の柔軟性や姿勢などのチェックを行い、個別に指導していきます。その際に、肩の後ろの硬さがあったため、スリーパーストレッチなどを実施するとその後は痛みも軽減していきました。
痛みが続く場合や強い痛みの場合は無理せずにお近くの整形外科を受診することをお勧めします。