暖かくなり、皆様も結構お出かけすることが多くなってきた様子ですね。
行楽シーズンになると渋滞に巻き込まれたり、車で遠出をする方も多くいると思います。
先日、患者様で「運転席から降りたらひざが痛くなった」「でも何歩か歩いていると痛みがなくなる」のような痛みを訴える方がいらっしゃいました。
このような痛みを出す要因として、「長時間の悪いひざの姿勢」が関与していることがあります。
今回はここをクローズアップしてお話ししていきます。
ひざの悪い姿勢ってなに?
ひざが痛い方の治療などを行なっているとひざより下のスネの骨が外側に捻じれていることが多いです。
簡単にいうとガニ股みたいな感じで「ひざよりもつま先が外側に向いている状態」のことを言います。
この姿勢になることで、関節の中にある軟骨のような組織にかかる体重のストレスが内側、外側が平等ではなくなっていまったり、ひざ裏の筋肉が硬くなってしまって痛みの原因になってしまいます。
車の運転ではペダル操作に要注意
言葉で表現するのが難しいのですが、アクセルペダルとブレーキペダルの間にかかとを置き、そこを軸につま先だけアクセルペダル↔︎ブレーキペダルのように行き来しているとスネの骨の位置関係が一時的に変化してしまったりします。
その結果、車から降りて体重をかけると膝に痛みが出たりする可能性があります。
そのため、ペダル操作する時はかかとを軸にするのは長時間避けて、短時間でもいいので足全体でペダル操作をするように心がけて見てください。
実際に今回の患者様は
理学療法士による問診からそのような悪い使い方をしているのが発覚し、アドバイスを実行をすると痛みが減ったとおっしゃるようになりました。
しかし、元から変形などがあればリハビリなどが必要になってきますので、痛みが続くようでしたらお近くの整形外科を受診することをお勧めします。