日 時:令和4年7月23日(土)
担 当:正田 望美 (理学療法士)
対 象:医師、理学療法士、柔道整復師
橈骨頭骨折は成人の肘関節周辺骨折では、臨床で比較的よく遭遇する骨折である。
関節内骨折後のリハビリにおいては関節可動域制限を防止するために早期運動療法が重要である。
今回は特に伸展制限に対して、関節包に付着する上腕筋、長橈側手根伸筋の機能解剖学的特徴を
交えながら運動療法、セルフエクササイズを紹介した。また、骨折診断の手がかりとして知られる
fat pad signの見方を確認し、脂肪体の動態とその介入方法について報告した。