健康診断で血圧が高いと指摘され、毎日血圧測定している方も多いと思います。
しかし、「家で測ると正常値なのに、病院で測るといつも高い数値になる」という方も少なくありません。
ご安心ください!
血圧は『環境によって変動しやすい数値』です。
「病院だと緊張してしまう」「今朝は寒かった」「昨晩あまり眠れなかった」などの、ストレスや運動後などで大きく数値は変化します。
診察では基本的には家庭での血圧の数値・診察時の血圧の数値、両方比較して治療方針を決めていきます。
なので、自宅で血圧を測る場合は基本的に条件を同じにして、朝・夜それぞれ2回ずつ測り記録するようにしましょう。
自宅での血圧が『135/85mmHg』以上の時が多い場合は、一度医師に相談するようにしましょう。
・自宅での血圧測定の注意
1、1日2回(朝と夜)測定をしましょう。
朝:起床して1時間以内(トイレ後、薬内服前、朝食前)
夜:就寝前
2、静かで適切な温度の部屋でリラックスしてから測りましょう。
3、測定前にタバコ、お酒、カフェイン(コーヒー、お茶)は控えましょう。
4、測る腕の部分と心臓を同じ高さに保ちましょう。
5、測定中は会話しないようにしましょう。
6、結果は必ず記録しましょう。
肥満や運動不足、塩分の摂りすぎ、喫煙などが高血圧の一因となるため、今一度生活習慣を見直して、高血圧を予防しましょう。